【ワンピース】最新情報にもとづく考察『ワノ国の将軍はなぜカイドウと手を組んだのか?』

   


 

錦えもんは、モモの助の父・光月おでんの死についてこう語っていました。

「おでん様は・・・ !!! 処刑され 申した !!!」

「ワノ国の “将軍”と 海賊 (カイドウ)の 手によって !!!」

これを素直に読めば、ワノ国の将軍とカイドウが協力しておでんを処刑したと読み解くことができます。

しかし、だとすると、疑問を感じることがあります。

 

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ワノ国の将軍はなぜカイドウと手を組んだのか?

 

ブルックはワノ国についてこう言っていました。

「ワノ国は 他所者(ヨソモノ)を 受け付けない 鎖国国家で ・・・(世界政府)にも 加盟して いません “侍(さむらい)”という剣士たちが 強すぎて・・・海軍も 近寄れないの だとか」(66巻655巻)

「鎖国(さこく)」、「侍(さむらい)」、「将軍(しょうぐん)」というキーワードから、ワノ国は日本の江戸時代を参考にした国だと思われます。

ならば、おそらく将軍は、ワノ国のトップにいる存在なのでしょう。

もしかすると「天皇」に相当するキャラがいるのかもしれませんが、日本の江戸時代を参考に描かれているのであれば、将軍が事実上の支配者である可能性が高そうです。

では、なぜ「鎖国国家」のトップ立つ(と思われる)将軍が「他所者(よそもの)」(しかも無法者の海賊)であるカイドウと手を組んでいるのでしょう?

 

黒船の存在!?

 

考えられるのは、日本の幕末と同じように、ワノ国に「黒船」のような圧力をかけてくる者が現れ、将軍がカイドウに助っ人を頼んだとうケースです。

この場合、黒船となりうる者を予想すると、元王下七武海ゲッコー・モリアの名前が挙げられます。

モリアはワノ国の英雄である剣の達人リューマをゾンビ扱いしていたので、リューマの遺体を手に入れる際に、ワノ国に上陸していたと思われます。

おそらく、錦えもんの言っていた「国中が涙した 大事件 !! ワノ国英雄の “墓荒し 騒動” !!」(70巻699話)の犯人はモリアなのでしょう。

この場合だと、現在にいたるまでの大筋の流れは

 

 モリアのワノ国襲来

⇒ 将軍がカイドウに支援を要請

⇒ カイドウがモリアを撃退

⇒ カイドウがそのままワノ国に居座る

 

といったところでしょうか。

つまり、毒をもって毒を制した結果、カイドウという毒が残ってしまった。

しかし、この「モリア=黒船」説は、「海軍も近寄れない」ほどの強さを誇るはずの侍(さむらい)たちが、のちに王下七武海から追い出されることになるモリア(しかもドフラミンゴから「力不足」とまで言われていました。59巻581話)を相手に援軍を必要としているところがひっかかりますね。

「力不足」のモリアを「黒船」とするのは、ちょっと無理があったかもしれません。

 

なぜ将軍は他所者と手を組んだのか?

 

次に、考えられるのは、将軍が自分の地位をしっかり固めるために、カイドウと手を組んだという展開です。

「なぜ自分の地位を固めるために“他所者(よそもの)”の手を借りなければならないのか?」

と疑問に思われたかもしれませんが、先にも少し触れたように、ワノ国に天皇のような存在がいるならば、ありえない話ではありません。

おでんの遺言「ワノ国を開国せよ !!!」(82巻819話)は日本の幕末の頃の歴史と重なりますね。

と言うことは、この遺言は現在のワノ国が日本の幕末と似たような状況であることをあらわしていると思われます。

その状況とは、すなわち、将軍の支配力が地に落ち天皇への期待が高まっているというものです。

言い換えるならば、将軍の支配に対して反乱が起こりそうな状況とでも言いましょうか。

「海軍も近寄れない」ほどの強い力を持つ侍(さむらい)が2つに分かれたのだとすれば、将軍は強力な反乱軍をおさえるために、四皇の大海賊カイドウの力を借りる必要があったのかもしれません。

そして、この仮説の場合、亡き者にされたおでんは天皇に協力していた人物だったと考えられます。

錦えもんによると、現在のワノ国にいる

「反乱の意思」は「まだまだ 敵の “大軍”に対して 多勢に無勢!!! 勝機は見えぬ」

状況だそうですが(82巻819話)、これは将軍がカイドウと手を組んで光月家ら天皇派を弾圧した結果、そうなっているのかもしれません。

ちなみに、幕末の日本でも、大老(たいろう)・井伊直弼(いいなおすけ)による「安政の大獄(あんせいのたいごく)」をはじめ、幕府が反乱勢力を激しく弾圧する事件がありました。

 

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カイドウと将軍の利害の一致

 

ところで、そもそもカイドウがワノ国に近づいた背景には、おでんがロジャーとの冒険を通じて知ったという「世界の秘密」(82巻819話)が関係していると思われます。

錦えもんとゾロとの会話によると、カイドウがモモの助や光月家の家臣を狙うのは、その「世界の秘密」を聞き出すためだそうです。(82巻819話)

カイドウは「死に場所 を 探していた」(79巻819話)くらいなので、おそらく「世界の秘密」自体に興味があるのではなく、それを利用して自分の「死に場所)にふさわしい「世界最高の 戦争」(82巻819話)を始めたいのでしょう。

また、カイドウは、ワノ国を支配することに関しても、それほど興味がないのかもしれません。

もし、カイドウがワノ国の権力を狙っているのであれば、現在ワノ国の権力を握っている将軍もさすがに黙ってはいないでしょう。

錦えもんは「ワノ国は今 !! 手を組んだ(将軍)と(カイドウ)の手により ほぼ制圧状態 !! 」(82巻819話)であるとは言っていましたが、

「事実上のワノ国の支配者はカイドウである」とか「将軍はカイドウの操り人形だ」といったたぐいの表現はしていませんでした。

これらの事実は、将軍とカイドウの目的が別でありながら、両者の利害が一致していることを示しています。

すなわち、将軍の目的は「反乱勢力を押さえつけること」であり、カイドウの目的は「光月家から世界の秘密の情報を聞き出すこと」。

そして、それを達成するための手段がふたりとも「光月家を追い詰めることだったのではないかということです。

結果としてカイドウは「世界の秘密」を知るための唯一の手がかりであるおでんを死に追いやってしまいましたが、それはカイドウが

「たとえおでんが死のうが、ほかのモノから聞き出せばいい」

とでも思っていたからでしょう。

その証拠に、現在は「世界の秘密」について何も知らないはずのモモの助や錦えもんらがカイドウから狙われています。

 

最後に

 

最後に少しふれておくと、鎖国が将軍の権力を保つことに関係しているならば、おでんが開国をすすめていたために、前々から(ロジャーとの冒険を終えてワノ国に帰ったころから)将軍に目をつけられていた可能性もあります。

しかし、だとしても、将軍が「鎖国」を続けるために「他所者(よそもの)」と手を組むというのは、矛盾しているように思えます。

現在はルフィがサンジを取り戻すためにホールケーキアイランドで必死に戦っているので、将軍とカイドウが手を組むにいたった経緯が描かれるのはまだ先のことでしょうが、楽しみに待ちたいところです。

 

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