【キングダム】王翦(おうせん)の業(ぎょう)攻めを史実から大胆予測!

   

キャプチャ

http://www9.nhk.or.jp/anime/kingdom2/

 

列尾(れつび)から突然消えた王翦(おうせん)が二日も走って確認したアレとは

鄴(ぎょう)の城でした。

鄴(ぎょう)の城見るなり、王翦(おうせん)は「完璧な城だ【あの城は攻め落とせぬ】」とつぶやくとその場で座り込み軍略を練り始めました。

今回、趙(ちょう)を攻めた真の目的は鄴(ぎょう)を攻める事であり、それが無理ということであれば、

退却するしか道は残されていない事になります。

 


 

史実に見る王翦の鄴(ぎょう)を攻め

 

この記事を書いている時点では、漫画キングダムは秦(しん)の軍事の最高司令官である昌平君(しょうへいくん)が策を練りに練って鄴(ぎょう)を攻めようとしているところです。

すでに、李牧(りぼく)は東側の太行山脈の防備を強固にし、そこから正攻法で攻めるのは無理と昌平君(しょうへいくん)は判断しました。

そこで、策を練りに練って趙(ちょう)の首都である邯鄲(かんたん)の守備網の中にある「ぎょう」を攻め落とそうと言う話です。

結論から言ってしまうと、鄴(ぎょう)は王翦(おうせん)、桓騎(かんき)、陽端和(ようたんわ)の連合軍によって落とされます。

史実的に見ると王翦(おうせん)が初めて登場する戦いとなります。

「エー!」と驚くかもしれませんが、史実的にはこの鄴(ぎょう)攻めから、初めて王翦(おうせん)が登場するのです。

この時に、王翦(おうせん)、桓騎(かんき)、楊端和(ようたんわ)と共に鄴(ぎょう)を落したと言う記述があります。

漫画キングダムの展開から察するに、鄴(ぎょう)という地は長年に渡って趙(ちょう)第2の都市として栄えていたような感じがするのではないでしょうか?

ところが、実際には、3年ほど前に魏(ぎ)から趙(ちょう)へ与えられたようです。

与えたのか、魏(ぎ)が秦(しん)の攻撃から守る力が無くて手放したのか、分け与えたのかは分かりませんが、

『史記』によると、239年に魏(ぎ)が趙(ちょう)に鄴(ぎょうを与えたと記されているのです。

秦(しん)が鄴(ぎょう)を落としたのが紀元前236年の事なので趙(ちょう)の領土だった時期は3年しかない事になります。

 

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史実では鄴(ぎょう)をどうやって落としたのか?

 

王翦(おうせん)の連合軍が趙(ちょう)の鄴(ぎょう)をどのように落としたのか、

『史記』には閼与(あつよ)や九の城を落としてから軍を5分の1にして精鋭の兵だけを残して、鄴(ぎょう)を落としたという記されています。

どのようにして落としたかなどの詳細な記録はありません。

王翦(おうせん)、桓騎(かんき)、楊端和(ようたんわ)に関しては『史記』に記されていますので、戦いに加わっていたことは間違いないでしょう。

ところが、信(しん)、蒙恬(もうてん)、王賁(おうほん)などもそこにいたという記録はありません。

漫画キングダムで作者の原泰久先生は鄴(ぎょう)をどうやって落としていくのでしょう?

楽しみですね!

もしかすると、はじめから精鋭の兵だけを突撃させて戦いを挑むとも考えられますね!

さらに、鄴(ぎょう)が落とされた紀元前236年に趙(ちょう)は燕(えん)を攻めたと記されています。

その隙をついて、秦(しん)は鄴(ぎょう)を攻めたということのようですが、漫画キングダムでは逆でしたね。

『韓非子(かんぴし)』という歴史書があるのですが、その記述によると、

紀元前236年に趙(ちょう)が燕(えん)を攻めたときに遠征軍を率いていたのが龐煖(ほうけん)であると記されています。

龐煖(ほうけん)が燕(えん)を攻めてある程度の戦功あげると、軍を南下させて鄴(ぎょう)に向かったが、間に合わなかったと記されています。

ちなみに、ここで、龐煖(ほうけん)は史実から姿を消します。

漫画キングダムでは、龐煖(ほうけん)がどのようになるのかはわかりませんが、信(しん)が王騎(おうき)の矛(ほこ)を持ってきていますので、何かありそうな予感がしますね。

ちなみに、鄴(ぎょう)を落とした後に、趙(ちょう)がまた奪い返したという記録はありません。

おそらくこれで、趙(ちょう)は滅亡に向けての道をたどっていくことになるんじゃないかと思っています。

ひとまず、冷静に『史実』を確認すると上記のようになっていますが、鄴(ぎょう)攻めに関して王翦(おうせん)は、まず九の城を落とし、

最後に閼与(あつよ)を攻め、それから連合軍を一つの軍にまとめてから、功積がない兵を帰らせ、

精鋭だけを残し、兵力を5分の1にしてそれまでに落せなかった鄴(ぎょう)を落すとあります。

ここから考察すると、史実を捻じ曲げて、全軍退却という線は無さそうです。

漫画キングダムの作中で、王翦(おうせん)は鄴(ぎょう)の城を見降ろせる山林で地図を広げ、

異変に気づいてやってきた趙(ちょう)の兵の始末を副官の亜光(あこう)らに任せつつ、自身はタンタンと新戦略を考えていました。

そして、列尾(れつび)に戻るや、全軍に全ての食料を持たせて鄴(ぎょう)へ向けて進軍をを命じます。

行方わからなくなってから4日後に戻った王翦(おうせん)は、全軍を招集して、昌平君(しょうへいくん)の戦略は、砕け散った事と話します。

そして、今後は王翦(おうせん)の戦略で李牧(りぼく)と戦うと言い放ちます。

それは、王翦(おうせん)は城自体に問題がある列尾(れつび)を捨てて、全ての食料を持ち鄴(ぎょう)のある王都圏に入るという一見して無謀な作戦でした。

だって、王翦(おうせん)自身が、鄴(ぎょう)の城は李牧(りぼく)によって完璧に造られていて、とても落せないと言っているのです。

ということは、このまま進軍していくと秦(しん)の連合軍二十万は全滅の危機を向かえるかもしれません。

李牧(りぼく)は王翦(おうせん)の判断に驚きながらも、全軍で秦(しん)の連合軍を包囲する作戦に出るようです。

李牧(りぼく)は、王翦(おうせん)が引かずに、鄴(ぎょう)に向かって進軍した事に疑問を感じました。

何か、李牧(りぼく)の策を上回る秘策が王翦(おうせん)にはあるのかと考えたのです。

しかし、自分の策に絶対の自信を持つ李牧(りぼく)は、今こそが、秦(しん)の連合軍二十万を撃退させ、秦王・政(しんおう・せい)の野望を打ち砕く時と判断したようです。

扈輒(こちょう)将軍に列尾(れつび)を攻めさせて秦(しん)の連合軍の退路を絶ち、それ以外の王都圏の将軍にも秦(しん)の連合軍を包囲するように命令を出しています。

 

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王翦は、どうやって鄴(ぎょう)を落とすのか予想!

 

問題は、どうやって鄴(ぎょう)を落とすのかということですが、その前に補給の問題から解決しましょう。

史実的に見ると王翦(おうせん)は単独で閼与(あつよ)を攻めていますが、ここはかつて太行山脈を越えて、

秦(しん)の六大将軍、公孫胡傷(こうそんこしょう)が攻めたことがある城なので、閼与(あつよ)を落す事が出来れば、

咸陽(かんよう)からの補給路は確保できるわけです。

そうすることで、食料が無くなって秦(しん)の連合軍が全滅することはなくなります。

次に鄴(ぎょう)ですが、これは無理をして落すことはなく、無力化すればそれでいいのです。

鄴(ぎょう)の東には漳河(しょうが)が流れていますが、ここをせき止めて洪水を起こせば、鄴(ぎょう)は使い物にならなくなります。

 

鄴の周囲を城壁で囲み邯鄲(かんたん)から孤立させる

 

もうひとつの予想としては、秦(しん)の連合軍は二十万も兵がいるのですから、鄴(ぎょう)を取り囲むように、

城壁を築きあげて孤立させてしまうという手もあります。

守れば完璧でも、外に出られなければどうしょうもないのでのですから、考えられないこともないですよね。

王都・邯鄲(かんたん)の周囲は、趙(ちょう)の城壁で守られていますが、鄴(ぎょう)の城壁が使い物にならないとなると、丸裸となってしまうでしょう。

となるとすれば、あの悼襄(とうじょう)王の事ですから、秦(しん)にうまく言いくるめられて、鄴(ぎょう)を明け渡すかもしれません。

そうなると、李牧(りぼく)がどうあがいても鄴(ぎょう)は落ちることになります。

あのバカ王のことですから、戦わなくても受け渡すのではないでしょうか。

 

まとめ

 

王翦(おうせん)の作戦の要となるのは補給を何とかする事、これは閼与(あつよ)を落して補給路を確保することで、なんとかなるでしょう。

そして鄴(ぎょう)を無力にするには、漳河(しょうが)を氾濫させるか、城壁を鄴(ぎょう)の周囲に作って孤立させてしまう。

この二つの策で、どうにか攻略できるのではないでしょうか?

この戦いをしているのは、李牧(りぼく)と王翦(おうせん)なので、うっかりしがちですが、

戦争を終結させる権限は秦王・政(しんおう・せい)と悼襄王(とうじょうおう)にしかないのです。

李牧(りぼく)ではなく、悼襄王(とうじょうおう)に戦争に対して反対させる気分を起こさせれば、王翦(おうせん)に勝ち目があると思います。

 

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