【キングダム】史実から見た王翦(おうせん)の鄴攻め(ぎょうぜめ)はまるで『ミッションインポッシブル』だった!

   


 

この趙(ちょう)との戦いは、史実的には秦(しん)の、王翦(おうせん)が突然現れて、大きな武功をあげたデビュー戦でした。

なんと!実は史実的には楊端和(ようたんわ)や桓騎(かんき)もここで初めて登場するのです。

今までの漫画キングダムは、作者の創造物だったんですね!
おもしろかったけど !!

では、現在の朱海平原の戦い(しゅかいへいげんのたたかい)。

王翦(おうせん)が敗北するとう噂も流れているのですが、史実上はいったいどうだったのでしょうか見てみましょう。

 

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史実上の鄴攻め

 

秦軍(しんぐん)の鄴攻め(ぎょうぜめ)の大まかな動向は、列尾(れつび)から入り、その後に鄴(ぎょう)へと進軍しています。

王翦(おうせん)そのまま進軍し、鄴(ぎょう)で桓騎(かんき)を残したまま閼与(あつよ)へ進軍します。

閼与(あつよ)と言えば、かつての秦国(しんこく)の六大将軍・胡昜(こしょう)が趙奢(ちょうしゃ)と対戦し負けた場所でした。

漫画キングダムの作中では、胡昜(こしょう)は昌平君(しょうへいくん)の師として登場していますね。

趙奢(ちょうしゃ)は趙国(ちょうこく)三大天の1人でもあります。

そんな両者が閼与(あつよ)で戦い秦(しん)の胡昜(こしょう)が敗北したと中国史に記されている戦です。

そのリベンジとも取れる、王翦(おうせん)対李牧(りぼく)の朱海平原(しゅかいへいげん)の戦い。

血塗られた地と語り継がれているのは、かつて大戦が繰り広げられたからとも想像できます。

結果を言ってしまうと史実的にはこの秦(しん)の鄴攻め(ぎょうぜめ)は勝利していますね。

 

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完璧な鄴をどうやって落としたの?

 

漫画キングダムの作中では、鄴(ぎょう)に難民を押しかけさせ、兵糧攻めで落とそうという策ですね。

一方、秦軍(しんぐん)もまた、列尾(れつび)を封じられてしまい、手持ちの食料だけで戦っているわけです。

両者が兵糧攻めをしているといった奇妙な戦いとなっています。

史実的にはどうなっていたのかというと、鄴(ぎょう)を攻める時の兵について有名な策が記されています。

まず、王翦(おうせん)は一人で閼与(あつよ)などを攻めます。

それから、全軍を集めて連合軍としました。

そして、王翦(おうせん)はその連合軍の総大将となり、18日間で連合軍の中で、武功のない兵を帰らせ、連合軍をわずか5分の1に減らし精鋭揃いに再度編成し直してから、ついに、それまで落とせなかった鄴(ぎょう)の城などを攻め落したと記されています。

王翦(おうせん)はが精鋭の兵だけを用いて、鄴(ぎょう)を攻め落としたんですね。

漫画キングダムでは、武功の有無ではなく、もともと精鋭だった独立遊軍の三部隊を連れて行くことになるようなかんじですね。

 

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李牧は閼与で敗北する

 

李牧(りぼく)は、史実上では、古代中国における名将として名を残している人物です。

中国では起翦頗牧という格言が残っているほどなので、この言葉があらわしている白起(はくき)・王翦(おうせん)・廉頗(れんぱ)・李牧(りぼく)の働きは当時の中国においてかなりのものだったことを意味しています。

そんな李牧(りぼく)が、この鄴(ぎょう)と閼与(あつよ)の争奪戦で存在していた史実があったのでしょうか。

趙(ちょう)において、李牧(りぼく)は名将として名を残していますが、龐煖(ほうけん)も歴史に名が刻まれている名将でした。

が、なんと !? 史実で龐煖(ほうけん)というと頭脳派の知略型の将軍だったようです!

漫画キングダムでは、この龐煖(ほうけん)の働きも李牧(りぼく)の武功として扱われています。

鄴(ぎょう)に関しても、龐煖(ほうけん)が燕(えん)に遠征しているのいいことに秦国(しんこく)が攻め込んだようです。

オルドが攻め込んできたというのも漫画キングダム独自のお話しのようですね!

 

いよいよ太子嘉の出番!

 

史実的には、王となるのは嘉(か)ではなく、他の人物です。

太子嘉(たいしか)と、李牧(りぼく)も司馬尚(しばしょう)もクビにされてしまいます。

史実的には、李牧(りぼく)は抹殺(まっさつ)されると記されています。

ただ、抹殺という言葉にいろいろ意味があるので、一概に葬られてしまうということではないように思います。

李牧(りぼく)の抹殺については、漫画キングダムでは、おそらく、趙(ちょう)の高級官僚職から抹殺されるという形になるのではないでしょうか。

要は、社会的に存在を認められなくなってしまうという意味ではないかと思われます。

なぜならば、趙(ちょう)を滅ぼし、その後さらに大きな戦(いくさ)である対楚戦(たいそせん)があるからです。

史実的に見ても、中華統一をなす上で、超えなければならない大きな壁が、この楚(そ)との戦いになります。

李信(りしん:現在の信)と蒙恬(もうてん)が率いる20万の秦軍(しんぐん)が楚(そ)の項燕(こうえん)にコテンパンにやられてしまいます。

その後に、今度は王翦(おうせん)が60万の秦軍(しんぐん)を率いて楚(そ)の項燕(こうえん)をうち倒しますがが、その後もなを、残っている国はありました。

それが、燕(えん)と代(だい)です。

代(だい)は李牧(りぼく)が希望とした太子嘉(たいしか)が王となる国。

その燕(えん)と代(だい)の連合軍。

この戦が、史実的には最後の戦いとなります。

斉(さい)との戦もありますが、漫画キングダムでは戦わないのではないかと思います。

そうなると、やはり抹殺は、葬り去るということではなく、最後の最後にも李牧(りぼく)が出てくる展開があるのではないでしょうか。

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