【漫画キングダム考察】李牧敗北の原因は羌瘣にあった!

   


 

史実的に見ると王翦(おうせん)は鄴(ぎょう)を落とします。

漫画キングダムの作中では、秦王政(しんおうせい)に、誰も自分には勝てないと啖呵(たんか)を切った李牧(りぼく)。

この朱海平原の戦い(しゅかいへいげんのたたかい)で李牧(りぼく)敗北の原因が戦(いくさ)の中にあるのだとすれば、それは若手の成長ぶりを軽んじたからではないでしょうか。

昌平君(しょうへいくん)が鄴攻め(ぎょうぜめ)の前に策を伝えた三人の若き将たち。

鄴攻め(ぎょうぜめ)の成否はこの三人の独立遊軍の働きにかかっているとも言ってました。

 

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王翦vs.李牧

 

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李牧(りぼく)は王翦(おうせん)と戦ったことがないので、王翦(おうせん)の知略のすごさをよく知らないと思われます。

黒羊に向かうと思っていた秦連合軍(しんれんごうぐん)が、鄴攻め(ぎょうぜめ)に向かっているとわかったとき、李牧(りぼく)は王翦(おうせん)に振り回されているように見えました。

でも、すぐに王翦(おうせん)の武力や知力そして指揮力の質を判断したことでしょう。

そうして、始まったばかしあいのような戦(いくさ)。

王翦(おうせん)も李牧(りぼく)も、お互いとても正攻法とは呼べない戦略をあやつり朱海平原の戦い(しゅかいへいげんたたかい)が開戦しました。

王翦(おうせん)と李牧(りぼく)の知略の戦いは、今のところ、李牧(りぼく)に軍配があがっているように見えます。

一方王翦(おうせん)もまた、李牧(りぼく)と対戦するのは初めてです。

秦国軍(しんこくぐん)の中では右に出る者がいないほどの知略家
ではある王翦(おうせん)ですが、最後の強敵と考えられる李牧(りぼく)はそれを上まわるほどの怪物とも言えます。

それで、王翦(おうせん)は趙(ちょう)との最終戦では、賄賂を用いて趙王(ちょうおう)だますといった汚い手を使って李牧(りぼく)を罠にはめ亡き者としたのでしょう。

 

李牧の作戦

 

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別動隊を組織して自ら戦場に立ち、秦軍(しんぐん)の将軍に刺客(しきゃく)として奇襲をかけるという策を使った李牧(りぼく)。

これによって、左右の戦いの流れが趙軍(ちょうぐん)優勢になると考えたのでしょう。

その策は、大筋では成功したかに見えます。

事実、漫画キングダム530、531話では麻鉱(まこう)が李牧(りぼく)に首を飛ばされていました。

その結果、それまで優勢だった秦国左軍(しんこくさぐん)は紀彗軍(きすいぐん)に押し込まれて流れが変わってしまいました。

将軍を失った軍は指揮系統が完全に宙に浮いてしまいました。

ただ、注目すべきはそういうところではないですね。

李牧(りぼく)の作戦。

なぜなら、秦軍左翼(しんぐんさよく)の重要人物を麻鉱(まこう)として狙ったからです。

 

信と蒙恬そして王賁

 

この朱海平原の戦い(しゅかいへいげんのたたかい)において李牧(りぼく)の誤算があったのだとすれば、それは独立遊軍の三部隊です。

飛信隊(ひしんたい)。

楽華隊(がっかたい)。

玉鳳隊(ぎょくほうたい)。

の3部隊です。

もちろんその武力は警戒はしていると思います。

黒羊丘の戦いで飛信隊(ひしんたい)は李牧(りぼく)が要注意として警戒をうながしていた部隊です。

李牧(りぼく)にしてみれば、油断はなかったと考えているのでしょうが、ただ、最重要という点では秦国左軍(しんこくさぐん)の中で楽華隊(がっかたい)の蒙恬(もうてん)よりも王翦軍(おうせんぐん)の麻鉱(まこう)を狙ってしまったことです。

この読み違いが、後々かなりひびいてくるのではないでしょうか !?

 

三部隊の成長の速さ!

 

三部隊の成長の速さが、李牧(りぼく)に読み違いをおこさせたのでしょう。

武力や知力の度合いもさることながら、将として軍を率いる指揮力。

この能力を見誤ったのではないでしょうか。

若手の武将は、まだ大軍を指揮することはできない。

もし李牧(りぼく)がそう読んでいたのだとしたら、それは大誤算だったと言えるかもしれません。

李牧(りぼく)のまわりには、信(しん)たちと同じような若手、傅抵(ふてい)とカイネがいます。

この傅抵(ふてい)とカイネの成長ぶりを見て読んでいたのだとすれば、ちょと違ってくるでしょう。

怪物と呼ばれるほどの李牧(りぼく)に仕えて続けている二人と、それぞれが競い合いながら武将として這い上がってきた三人。

同じわけないですね!

 

秦には羌瘣もいる!

 

李牧(りぼく)が想定外と言うのではないかという人物。

それが羌瘣(きょうかい)です。

羌瘣(きょうかい)は、非常に強い剣術。

間違いなく、信(しん)もかなわないでしょう。その剣術プラス蒙恬(もうてん)の上をいっているのではないかと思えるほどの軍才。

もしかしたら、秦国軍(しんこくぐん)最強の武将は羌瘣(きょうかい)じゃないの?

と思えるほど圧倒的な実力を持っています。

王翦(おうせん)のイナゴ攻めの時も、最初にわかったのは羌瘣(きょうかい)だけでした。

しかも、王賁(おうほん)や蒙恬(もうてん)よりも早く気づいたわけです。

武力でも、現在の漫画キングダムの作中では神をやどせば王賁(おうほん)や蒙恬(もうてん)そして信(しん)でもかなわないでしょう。

武力で言えば、羌瘣(きょうかい)は身体が小さいので、龐煖(ほうけん)よりちょっとだけ弱いみたいなかんじでしょうか !?

しかも、羌瘣(きょうかい)の武力を李牧(りぼく)はまだ理解していない。

飛信隊(ひしんたい)の副将なので、それなりには強いくらいには思っているでしょうけど・・・。

そう考えるならば、この鄴攻め(ぎょうぜめ)で、李牧(りぼく)が敗れる原因は、この羌瘣(きょうかい)を過小評価したところにあるのではないでしょうか。

その武功を認められて、王翦(おうせん)は羌瘣(きょうかい)とともに趙(ちょう)を滅ぼすという史実とマッチした展開なるのではないでしょうか !?

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