【ワンピース】巨人国エルバフには宝樹アダムが生えている !?
巨人国エルバフには宝樹アダムが生えている !?
ビッグ・マムの過去編では、これまで作中で何度も言及されていた巨人国エルバフがはじめて描かれました。
エルバフに関する描写でtorajirouが特に注目しているのが、島にそびえ立つ巨大な木の影らしきものです。
その木の影は、
「巨人達の 住む この」「エルバフ の地に ・・・ 巨人族と 人間との 交友の かけ橋と なりながら」(866話)
というナレーションのあるコマに描かれています。
もしかすると、この巨木の正体は宝樹アダムではないでしょうか。
宝樹アダムと言えば、世界にたった数本しかない、最強の樹であり、サウザンドサニー号の材料に使われていましたね。
(45巻431話)
世界一周を果たしたロジャーのオーロジャクソン号も宝樹アダムからつくられました。
フランキーの説明によると宝樹アダムは、
「たとえ、島に住む 人間が、砲弾の ふり注ぐ 戦争を 始めようが 島中の 人間が死に 町が死に 廃墟(はいきょ)と 化そうが・・・ ものともせず 立ち続ける 巨大な “樹”」(45巻431話)
だそうです。
まず、巨大な樹という点では、エルバフの巨木は条件を満たしているように思えます。
また、エルバフは新世界の「ウォーランド」(866話)という場所にあり、その地名は宝樹アダム伝説の戦争を連想させます。
さらに、戦いの中で生きることを誇りとするエルバフの戦士たちも戦争のイメージと重ねられます。
ところで、カルメルはエルバフの戦士達に「略奪より 交易」(866話)を説いていたそうです。
のちにエニエス・ロビーでルフィ達に出会うオイモ達が大きな丸太を担いでいる描写(866話)を踏まえると当時のエルバフの戦士たちは木材で交易をしていたことも考えられます。
島にそびえ立つあの巨木が宝樹アダムなら、エルバフの戦士達はそこから木材を切り出して、交易に利用していたのではないでしょうか。
フランキーによると宝樹アダムは「その樹の 一部が ごくまれに」「裏の ルートで 売りに 出される 事がある」(45巻431話)そうです。
賢固な宝樹アダムを木材として切り出すには、巨人族くらいのパワーがちょうどいいように思われます。
もっとも、「裏のルートで」「ごくまれ」に出回る程度ですから、過去に交易に使っていたとしても、現在は出回っていない可能性が高いと思われます。
これに関しては、カルメルの時代から数十年を経て、切り出しが禁止されたり、特別な時にしか切り出しが許可されなかったりと、何か事情が変化したケースが考えられます。
あるいは、もともと手をつけてはいけないエルバフの聖木だった宝樹アダムを一部のならず者の巨人が勝手に切り出していたのかもしれませんね。
裏のルートとフランキーの関連性
また、漫画ワンピース第45巻より、裏のルートによって流通していることも明らかなった宝樹アダム。
フランキーはこのあと宝樹アダムを裏のルートから入手していることも明らかとなりました。
裏のルートといえばジェルマ66を思い出しますが、他にもドフラミンゴのような死の商人の手先がウォーターセブンにも暗躍していたのかもしれません。
なんとなくフランキーはジェルマ66と関係していないとは思いますが、宝樹アダムとジェルマ66が絡んでいる可能性はありそうな気がしますね。
ノースの闇というくらいだから、複数本ある宝樹アダムの内の1本はノースブルーにあるのかもしれません。
フランキーも「戦争を繰り返す島に」と発言していますし、このあたりも戦争屋とリンクしますね。
フランキーはサウスブルーの出身ということなんですが、ノースブルーの事情にも精通しているのでしょうか?
宝樹アダムは複数本あるということだから、東西南北全ての海に1本づつあるのかもしれませんね。
宝樹アダムとエルバフ林業・略奪より交易の要素について!
漫画ワンピース第866話で描かれたエルバフ。
フランキーと出会ったウォーターセブン編には“オイモとカーシーも登場した”しました。
彼らとあの場面で出会ったことは偶然じゃないのかもしれません。
オイモ&カーシーはドリー&ブロギーを探すかたわら「ついでに材木も売っていくか!」というノリで、ウォーターセブンに立ち寄ったのではないでしょうか。
宝樹アダムの材木を売買するのは、エルバフの巨人族にとっての大きな産業のような気もします。
少なくとも林業は盛んな印象を受けました。
ロジャーの船であるオーロジャクソン号を造るほどの材木なんだから、そりゃ頑丈なんでしょうね!
フランキーも「最強の樹だ」と言っていましたし、これはおそらく間違いない!!
もしかしたら魚人島にあった“ノア”も、宝樹アダムで作られてるのかもしれませんね!
なんかカルメルが林業へ導いたようですね!
略奪より交易。
宝樹アダムもそうだけど、他の樹木も売買してたりするのかもしれませんね!
だからこそ冬至祭は“太陽に感謝する祭り”であり、断食をしてでも行わないといけないほどの“感謝の対象”なんでしょうきっと!
木々の成長に太陽の光は欠かせないわけですからね!
さて、エルバフと林業の関係性はまだハッキリはしないようですね。