【キングダムのネタバレと最新の展開予想】第563話(その3)『一刀の衝撃!』

   

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信(しん)の間合い

 

亜花錦の攻撃と逃走

 

一心不乱に逃げまくる亜花錦(あかきん)を守るために、馬南慈(ばなんじ)と堯雲(ぎょううん)の横に現れた亜光(あこう)の軍。

ついに王賁(おうほん)が援軍として到着しました。

ただ、馬南慈(ばなんじ)が言い放ったチビ助という言葉、今の状況は速さの勝負だから、チビの方が速いのでは・・・。

そして、ここまでは、亜花錦(あかきん)の期待した通りに展開が進んでいるようです。

亜花錦(あかきん)の雄たけびが、堯雲(ぎょううん)を警戒させます。

そして、王賁(おうほん)と堯雲(ぎょううん)の目が合った瞬間に、王賁(おうほん)の得意技の槍の連打が炸裂します。

状況を見て取る能力に長けている王賁(おうほん)は、この緊急を要する場面で、持てる得意技の最大火力に近い『龍巣(りゅそう)』で堯雲(ぎょううん)にダメージを与えます。

さすがの堯雲(ぎょううん)も、槍の名手・王賁(おうほん)の突然の槍技で、体制が崩れるほどのダメージを喰らったようです。

しかし、そこに、王賁(おうほん)の襲撃に気付いた馬南慈(ばなんじ)が現れ、後ろから王賁(おうほん)に一撃を喰らわせます。

馬南慈(ばなんじ)の一撃を槍で受け止めた王賁(おうほん)。

そして、玉鳳隊(ぎょくほうたい)の精鋭兵たちが、王賁(おうほん)と馬南慈(ばなんじ)の間に入り、王賁(おうほん)は何とか亜花錦(あかきん)に追いつくことができました。

亜光(あこう)の安否を確認したい王賁(おうほん)ですが、こんなところで、確認している場合ではありません。

何しろ、今は逃げるのが先です。

そして、ここからが亜花錦(あかきん)の本領発揮です。

今まで単独の逃走劇で馬南慈(ばなんじ)と堯雲(ぎょううん)をひき付けてきた亜花錦(あかきん)が、戦略を用いていたのです。

亜花錦(あかきん)と王賁(おうほん)を執拗に追撃する馬南慈(ばなんじ)と堯雲(ぎょううん)の右手より、亜光(あこう)の軍の中隊が現れます。

王賁(おうほん)は、あれは、ただの援軍ではなく、本隊から派遣された馬南慈(ばなんじ)と堯雲(ぎょううん)の軍を分断し、馬南慈(ばなんじ)と堯雲(ぎょううん)の首を取るための部隊だと話します。

番陽(ばんよう)は、「この状況で断道の計を」と驚きながらも悟ります。

亜花錦(あかきん)にしてみれば、馬南慈(ばなんじ)と堯雲(ぎょううん)の首は取れなくても、逃げきれればいいとして仕掛けた策のようです。

しかし、右側から来る亜光(あこう)の軍の中隊がぶつかるまで、敵に背を向けている玉鳳隊(ぎょくほうたい)の兵たちが、斬られまくっています。

右から来る亜光(あこう)の軍の中隊に気付いた馬南慈(ばなんじ)は、防壁となる部隊を差し向けます。

しかし、馬南慈(ばなんじ)が兵を送ったことで、かなり亜光(あこう)を追う趙兵(ちょうへい)が減ったことになり、玉鳳隊(ぎょくほうたい)としては、楽になったことでしょう。

亜花錦(あかきん)と王賁(おうほん)が逃げ切れる確率は、確実に上がって来ました。

話は変わりますが、ここまで亜光(あこう)を追いつめておきながら、焦る様子もなく、大口をたたいている馬南慈(ばなんじ)が滑稽に見えるのです。

作戦を指示した総大将の李牧(りぼく)が狙っている亜光(あこう)にまんまと逃げられてしまうことが、どれほどの失態となるかとか考えていないのでしょうか?

李牧(りぼく)も、あんな感じなので、馬南慈(ばなんじ)も、どうせ怒られないからいいや!くらいにしか考えていないように見えるのですが・・・。

 

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やはり王賁には見えている

 

それでは、意外と見逃しがちな場面だったと思いますが、この窮地におちいった中、王賁(おうほん)が大将軍並みの視野を持って事態に挑んでいることがわかる描写に気が付いたでしょうか。

そうです!

飛信隊(ひしんたい)の戦場に残してきた関常(かんじょう)に伝者を送る描写です。

それは、何故かと言うと、亜光(あこう)を救出した玉鳳隊(ぎょくほうたい)の退却の流れで、亜光(あこう)の軍全体が後退すると思われます。

そうなると、岳嬰(がくえい)の軍と交戦中の飛信隊(ひしんたい)が孤立してしまいます。

そんな状況におちいらせないように、退却の機会を逃さぬよう注意を喚起するための伝令でした。

すでに、大将軍の見る景色が見えている王賁(おうほん)なので、信(しん)とは、何かと馬が合わないようですが、しっかりと全体のことを考えていることが伺えます。

大将軍の資質として、派手な戦果をあげるような場面だけで描かれるのではないような感じがします。

むしろ、こういった危機的状況の中で見せる判断や選択こそ、より大事なことのような気がします。

 

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王騎の矛に開眼した信

 

亜光(あこう)の軍が後退していると見て取った河了貂(かりょうてん)。

そのことが意味することをすぐに悟ります。

つまり、岳嬰(がくえい)の軍と交戦中の飛信隊(ひしんたい)が孤立化すれば、馬南慈(ばなんじ)、堯雲(ぎょううん)、趙我龍(ちょうがりゅう)の軍が一斉に飛信隊(ひしんたい)に襲い掛かってくるということです。

すぐさま羌瘣(きょうかい)に撤退の準備にかかるように伝者を送ります。

ただ、かなり前の方まで進軍している信(しん)には、どう伝えればいいのでしょうか?

河了貂(かりょうてん)も、ここで信(しん)が岳嬰(がくえい)の首を飛ばさずに撤収してしまったら、もう秦軍右翼(しんぐんうよく)の勝機はないとわかっている様子です。

すでに、飛信隊(ひしんたい)に向かって進軍してきている趙軍(ちょうぐん)もいます。

何しろ一刻を争う状況の中で、時間的余裕がないのが問題なわけです。

しかし、ここまで読んであることに気付きました。

それは、はじめは信(しん)が相対した岳嬰(がくえい)に、なんか物足りなさというのか、役不足というのかを感じていたのです。

確か、漫画キングダムの大555話辺りからだったと思います。

言ってしまうと、今更、岳嬰(がくえい)ごときの首を取ったくらいで、どうやっておもしろくするのだろうか?

という疑問が湧いてきたわけです。

輪虎(りんこ)や慶舎(けいしゃ)を討ち取り、龐煥(ほうけん)とも刃を交えた信(しん)が、今更、岳嬰(がくえい)の首を飛ばしたくらいで、どうやっておもしろいと感じろと言うのか?

岳嬰(がくえい)が、あまりにもかいわいそ過ぎるじゃないか!

などと思っていました。

ところが、そんな隙間を岳嬰(がくえい)自身の武力や怒りで埋め合わせるのではなく、亜光(あこう)の軍全体の限界ギリギリの状況を創りだすことで、信(しん)を追い込み、

そして、どうしたら王騎の矛(おうきのほこ)を上手く使えるようになるのか、という問題を定義することで、驚愕の一騎打ちの場面が、描かれるとは思っても見ませんでした。

原先生には脱帽です。

さらに言ってしまえば、信(しん)の回想とはいえ、久々の登場となった王騎(おうき)。
そして、信(しん)が矛の使い方に気付いたわけです。

最後の描写では、それまで振り遅れていた王騎の矛(おうきのほこ)でしたが、今まで王騎(おうき)が見せていた不動状態からの矛の振り方が描かれていました。

相手が気付く前に、すでに矛が相手を真っ二つにしているという、あの王騎(おうき)の一刀両断の技がここに再現されました。

ただやみくもに力任せに矛を振っているだけではダメだったわけです。

なんだか、岳嬰(がくえい)の復讐に燃えた心も、その王騎の矛(おうきのほこ)の太刀筋で蒸発してしまったかのような感じでした。

実際に岳嬰(がくえい)の最期の描写では、それまでの怒涛の表情から、一瞬ですべての怒りが抜けてしまったような表情となっていました。

何というか、まさに成仏した・・・チ~ン!というような表情でした。

『人と矛が一体となり、この乱世から争いを無くすための武具ができた』

そんな思いがした瞬間でした。

torajirou的にこのシーンは、おそらく最後まで心に残る名シーンとなると思います。

そんな至福の時もあっという間に過ぎ去り、次週からは、また壁(へき)のあんちゃんと共に新たなる窮地におとしいれられていくんでしょうね!

前回がスカ―っとし過ぎただけに、その反動が出たような感じ・・・。

なんか二週間待って、話に進展がないところが、今のtorajirouにとっては好都合ではあるのですが・・・。

 

一刀の衝撃

 

信(しん)の一撃で真っ二つにされた岳嬰(がくえい)。

あまりにもかわいそ過ぎる最期ではありましたが、時は戦国時代。

あんまり長生きしても苦しいことばかりで、いいこと無いでしょうから、よかったのかもしれません。

などと考えていたのですが、今回の漫画キングダム第561話を見て考えが変わりました。

でもやっぱり、いくら窮地に追い込まれたからといって、そこまで岳嬰(がくえい)を苦しめなくてもよかったんじゃぁないの !?

そんな岳嬰(がくえい)の最期だったと思えるのです。

 

岳嬰の壮絶な最期

 

信(しん)の動きに岳嬰(がくえい)が気付いた瞬間、信(しん)が振り抜いた王騎の矛(おうきのほこ)で、岳嬰(がくえい)は真っ二つにされてしまいました。

その矛の衝撃で、上半身が軽く数メートル上空まで飛ばされて、そまま頭から落ちて来て地面に叩きつけられるという壮絶な最期でした。

岳嬰(がくえい)は心臓のある上半身の腹の部分から真っ二つにされていますから、これで即死していなかったら、岳嬰(がくえい)は酷い痛みと苦しみにあえぎながらその一生を終えたことでしょう。

そんなの見せつけられたら、岳嬰(がくえい)の軍の兵たちもビビるわけです。

さらに言ってしまえば、信(しん)に関しても、最終的には、もう岳嬰(がくえい)のことなど、まったく眼中にないような感じでした。

岳嬰(がくえい)と対峙する前から、王騎の矛(おうきのほこ)を振るその時まで、王騎の矛(おうきのほこ)を振るためのイメトレをしていただけです。

なんか岳嬰(がくえい)が・・・、あまりにも哀れ・・・。

信(しん)のただの練習台でした。

ただ、信(しん)の回想だったのかもしれませんが、我々読者の前に、王騎(おうき)将軍の魅惑の唇と、安心して身も心もゆだねたくなるあの「んふゥ」という、笑い声がここによみがえったのは、うれしかったです。

信(しん)がここまで成長してきたことで、将軍として、王騎(おうき)の眼鏡にかなったことの現れだったのでしょうか。

あるいは、矛に宿った王騎(おうき)の魂だったのでしょうか。

どちらにしても、信(しん)の潜在意識の中にしっかりと刻み込まれた王騎(おうき)からの熱い想いが、ここにきて大きく成長し続けている信(しん)に揺り動かされて出てきたのでしょう。

それからは、飛信隊(ひしんたい)では歓喜の声しか描かれていません。(笑)

新兵たちから古参の尾平(びへい)まで皆が涙していました。

信(しん)のさっきの一撃が、いかにすさまじかったのかが、周りからも伝わってきます。

尾平(びへい)いわく、

「今のは本当に・・・、大将軍の一撃たった!」

とのこと。

堯雲(ぎょううん)と刃を交えるまで、豪快に振り遅れていて、重すぎると言っていた信(しん)。

重すぎるクソ矛とほざいていた信(しん)を見ていた尾平(びへい)が、それまでの信(しん)とは、ぜんぜん違う信(しん)の戦いっぷりを目の当たりにして、我々みたいな一般人の視点で、信(しん)の強さを語ってくれたような気がします。

 

飛信隊撤退

 

信(しん)とは離れた場所にいた羌瘣(きょうかい)。

それは、河了貂(かりょうてん)からの伝令を受け、羌瘣(きょうかい)は、すでに、後退するための準備をしていたのでしょう。

それがわかるように、描写は最前線から離れ、河了貂(かりょうてん)のいる飛信隊(ひしんたい)本陣では、趙我龍(ちょうがりゅう)の軍とその後続が飛信隊(ひしんたい)に向かって来る感じで描かれています。

河了貂(かりょうてん)の指示で、羌瘣(きょうかい)を後退する部隊の中で最後尾の箇所を担当する部隊として撤収するようです。

そんな様子を見ていると、やはり8千からの兵にまで大きくなった飛信隊(ひしんたい)は、撤収するにも、それなりの訓練をしてきたのでしょう。

河了貂(かりょうてん)が指揮する引き際の速さもまた、軍師としての河了貂(かりょうてん)の地味な軍才と思えます。

そして、趙軍(ちょうぐん)の追撃について、特に岳嬰(がくえい)の軍の兵たちの岳嬰(がくえい)の敵討ちの想いに火が付くのではと心配されていましたが、

これについてtorajirouは、岳嬰(がくえい)の軍の兵たちは、一気に士気が下がると予想していました。

実際は、単純に信(しん)の快心の一撃に恐れをなして動けなかったという答えが用意されていました。

確かに、この方が、信(しん)の一撃の凄さを際立たせる効果があります。

信(しん)が馬を反転させただけで「ビクッ」としている趙兵(ちょうへい)が物語っています。

 

李牧はまたあの人頼みなの!?

 

武神・龐煖(ほうけん)が信(しん)の快心の一撃をなぜか感じ取っていました。

信(しん)が強者を求める龐煖(ほうけん)の眼鏡にかなったということなのでしょうか。

あるいは、王騎の矛(おうきのほこ)に宿る王騎(おうき)の魂を感じとったのでしょうか。

朱海平原(しゅかいへいげん)から少し離れた山地と記されていましたので、この表現は、間違いなく原先生とYJ編集部の読者への挑発としかとれないです。

たまたま龐煖(ほうけん)が近くにいたのでしょうか?

あるいは、すでに李牧(りぼく)が依頼していたのでしょうか?

今後、龐煖(ほうけん)が鄴攻め(ぎょうぜめ)にどう関わってくるのかという理由を、信(しん)の開眼をきっかけとしてぶつけてきました。

ただ、そんな龐煖(ほうけん)なんですが、今回の登場はというと、何やら森にうずくまって、王騎(おうき)の姿を回想しながら雄たけびをあげてカラスをびっくりさせているだけでした。

前を知っている読者が見ると、相変わらず凄い迫力ですが、シンプルに記述するだけだと、なんかしょうもない輩を想像してしまいそうです。

言ってしまえば、いくら武神だからとはいえ、自分しか知りえない怒りを抱えていては、誰も見ていないところで、ひとりでブチ切れている浮浪者と変わらないような気がします。

そして、もしも龐煖(ほうけん)が李牧(りぼく)の奥の手として、今回の鄴攻め(ぎょうぜめ)に再登場したとしても、ぶっちゃけ、読者としては、「うわ!また出た~ !!」と同じパターンに少々うんざりさせられるのではないでしょうか。

さらに、堅実にして、虚実を駆使する知略家の王翦(おうせん)を相手に、李牧(りぼく)がまた同じ手で龐煖(ほうけん)を出してくるのだとすれば、李牧(りぼく)はかなりのおバカさんと言えるでしょう。

龐煖(ほうけん)もそろそろ逝ってしまいそうな予感がしますが・・・。

でも、今回は、龐煖(ほうけん)以上に過去の遺物代表キャラで戦っている堯雲(ぎょううん)がいます。

ある意味一番後がないキャラな気がする武将です。

 

壁のあんちゃんといったら窮地

 

想像以上に、メインの人を持ち上げるためにわざと汚れ役をしたりとかつまらない事を言う役かなと思われたフィゴ王が奮闘しているのには驚かされました。

しかし、フィゴ王も、まだこの先どうなるのかはわかりません。

バジオウだけが奮闘しているだけでなく、タジフもまた、奮闘している姿が見れたのもいい感じでした。

そして、相変わらず壁(へき)のあんちゃんだけは窮地に追いやられそうです。

かわいそうですが、まあ、仕方ないですね!

キングダム一、窮地の似合う男ですから・・・。

連載当初から登場していて、忘れた人も多いかもしれませんが、遼陽(りょうよう)に行ってからというもの、兵糧を焼かれ、味方にも馬鹿にされて、何もいいことがなかった壁(へき)のあんちゃん。

ここに来て得意の勝負強さをいかんなく発揮するパターンが見えてきたような気がします。

そんなわけで、漫画キングダム第561話でも問題なく進撃しているように見えたのですが、最後のブネンの一言、

「アホが」

これって何だったんでしょう?

バジオウとフィゴ王で快進撃を見せて、壁(へき)のあんちゃんはここからさらに窮地におちいるという展開なのでしょうか。

いくら鄴攻め(ぎょうぜめ)が長期に渡る戦だからと言っても、一つの戦争で2回も危機的状況におちいるとは・・・。

原先生はいったい何を考えているのでしょう?

それとも何だ?

確かに兵糧を焼失して、かなり攻められましたが、まだ命の危険にはさらされていないんだから、また別の窮地で勝負強いところを見せるということなのでしょうか?

どちらにしたとしても、壁(へき)のあんちゃんの強運と勝負強さはキングダム一のはずです。

今回は、予想した通りあまり動きのない展開で終わってしまいましたので、今後は激戦が描かれると予想しています。

 


 

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